そろそろ6月
衣替えの季節で、見た目も夏となりますね。
6月1日は何の日?
6月1日は「記念日」や「何とか週間」の始まりが多いようです。
- 電波の日
- 気象記念日
- 写真の日
- 計量週間
- 水道週間
太公望にはお待ちかねの"鮎漁解禁"も始まりますよ。
6月は"水無月(みなづき)"と呼ばれますが、"無"はないのではなくて"の"の意味だとか。
水がないのではなくて、水の月ということです。
"我田引水"にならぬよう、仲よく暮しましょう。
6月10日は時の記念日
もうすぐ「時の記念日」です。
天智天皇が"漏刻"と呼ばれる水時計を使い始められた日に由来します。
671年4月15日ですが、陽暦に置き換えて6月10日になりました。
上の写真は近江神宮にある「漏刻(ろうこく)」です。
3つの舛から流れ落ちる水の量で時を計ったとされるもので、日本最古の水時計です。
日本書紀には次の歌が記されています。
「天皇(すめらぎ)の 近江の宮に 造りおきし 時のまにまに 御代も絶えせず」と。
近江神宮では毎年、記念行事が催されます。
近江神宮の時計館宝物館には、は高松宮家(有栖川宮家伝来)から御下賜された日本最古級の懐中時計や、さまざまな和時計などが展示されています。
時の記念日でなくても時計は大切に
時の記念日ならずとも時間や時計は大切にしたいものですね。
モノが溢れる時代ですから目新しさについつい手が出てしまいますが、落ち着いて考えたいところです。
記念日の多くは単なる語呂合わせではなく、節目の日に考え直すことの大切さを教えていると思います。
そうそう、6月1日は「防災用品点検の日」でもあるんですよ。
当店にお越しの方の多くが「家には電池切れで止まっている時計が一杯ある・・」とおっしゃいます。
スマートウォッチも便利ですが、停電して充電できない場合などに備えて腕時計の点検をおすすめします。
当店では使っていない時計が動くかどうかの無料点検や、廃棄する時計の処分なども承っておりますので、カインズへお買い物のついでにお越し下されば・・と思います。