秋のお彼岸が近くなると、朝晩の暑さもかなりやわらぎます。
最近は大雨などの集中災害が多くなりまして各地で難儀されている方々が大勢いらっしゃいます。
地球規模の異変であるとか災害周期に入ったとか、色々なことが報道されています。
情報収集も大切ですが不確実な情報に惑わされず安全に行動したいものですね。
そのためにも昔から伝えられている話や訓話など、古老を交えて話し合うことも大切だと思います。
世代を越えて語り合うことの重要性は昨今の災害等で痛切に感じることです。
災害に強い時計
災害に強い時計となると機械式の防水仕様でしょうか。
ベルトは金属製でがっしりと。
クォーツ式は電池切れで停止します。
太陽光発電式もいずれは充電できなくなって二次電池の交換が必要です。
現在私たちが日々使う機器の大半は、電気などのインフラが正常であることが機能不全にならないための原則です。
携帯端末なども充電しながら使いますから、安定した生活インフラの中で機能するものがほとんどですね。
昔からの観天望気なども見直して、肌で感じることや自分の知見を深めることも考えたいものです。
過去の来歴などにも関心を持つべきかも知れません。
もし無人島に行くなら!?
私が無人島へ一人で行くとなれば携行する時計は自動巻きですね。
手巻きは巻き忘れがあるので避けたいと思います。
防水仕様は絶対条件ですが、カレンダーは要りません。
カレンダーは社会の中で暮らすために必要なものですから、四季の区切りがある所ならなくてもいいと思います。
それなら時計だって要らないじゃないの?と返されそうですね。
ところが人間の体内には「サーカディアン・リズム」というのがあって、その周期は24時間半~25時間だということです。
毎日少しずつ体内時と実際の時刻の間にずれができるという訳です。
時計を使うことで規則正しい生活を続け、楽しく明るい老後を迎えたいと思うのですね。
無人島で長生きする喜びがいかほどかは判りませんが・・
秋になると修理が増える
秋になりますと修理が増えると言われます。
夏場は水と接することが多くなりますので汗や水分の侵入、激しい使用などで調子が悪くなる時計が多くなるためです。
本来は壊れて動かなくなる前に点検や整備をされるとよいのですが、どうしても後手に回ることが多くなってしまいます。
冬場と違い夏場は時計を露出することが多くなりますから尚更です。
修理でにわかな出費とならないよう日々の手入れや管理は大切です。
壊れたら買い直すという方も多いですが、買い直すから壊れてもいいというのはどうでしょうか?
使い続けるための使い方を
「使い続けるための使い方」と「買い直すまでの使い方」の違いは大きいと思います。
使い方の裏側に生活の形が見え隠れすることもありまして神妙ですが、モノに対しても感謝の気持ちを忘れずに接したいものです。
追われることの多い日々の中、休日は時計も休ませてあげましょうか。
テレビや携帯端末などは隣の部屋でくつろいでもらうとして、ぼんやりと時間の中を漂ってみましょう。
時計の手入れをするとキズや汚れ、ベルトの傷みなども発見できるものです。
使い続けるための手入れはゆっくり時間をかけるとよいでしょう。
時計を題材にした小説なども多いですし、読みながら時計のことをいつもと違う角度で見直すのも楽しいものですよ。