今日は時計と全く関係のない通勤途上のお話。
信号が変わって赤になったので止まりましたら、目の前をイタチがさっと走って行きました。
そう、右から左へ道路の左端をそそくさと。そのタイミングがあまりにもよかったので、青信号になるのを待っていたかのように見えました。
でも走る姿がいかにも必死でしたので、車に追われているようにも見えました。
野生動物の安全管理
道でひかれている動物で多いのは、タヌキと子猫ときどきイタチです。
以前はタヌキなど見なかったのですが、住環境と食事情の変化でしょうか住宅地の周辺にも増えてきました。
ところがとっさの判断が鈍いのでしょうね、道を渡り切れずに車と接触しています。
キツネの事故が少ないのは、タヌキたちと違って左右確認をしているからだと思います。
キツネは道へ出る前に左右を確認して、危険だと判断したら渡らずに引き返しています。
ところがタヌキはそのままのらりくらりと道へ出て、モタモタ走ってはねられるようですね。
多い日ですと7~8に匹出合います。
なお、私が住んでいる地域ではまだ熊には遭遇しておりませんが、滋賀県内でも熊の目撃情報があるようです。
どうぞお気をつけくださいませ。
車が増えて動物の交通事故も増加!?
小動物の交通事故を見ると、車が増えすぎているのでは?と感じます。(タヌキも増えましたが・・・)
必要があって乗るのだと思いますが、頼り過ぎではないか?・・・とも。
年配の方から学生さんまで、走る個室で移動される時代です。
「田舎ではクルマなしでは暮らせない」というある種の思い込みはありませんか?
1時間に1本程度のバスではラチがあかないということもあるでしょうが、何もかもジャストインタイムでは進みません。
暮らし方を根本的に見直すことが必要ですし、断捨離は時間の使い方にも応用したいと思います。
運転免許返納も悪くない
のんびり暮らすことはぜいたくなこと。そんな考えは私を含めた少数派でしょうが、
平等に与えられるのが時間ですし、幸せはその使い方に左右されそうです。
あのタヌキたちにもう少しの余裕があればよかったのに・・・と思いましたが、よくよく考えたらタヌキよりも、スピードを出し過ぎる車の方がいけないのですね。
昨今はシニア層の方の運転による事故も増えているようです。
車のない暮らしは確かに不便な面はありますが、安全には変えられませんね。
小動物たちの必死な暮らしを見ながら「時間と幸せ」についてふと考えてしまいました。