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時計のお手入れ

寒い季節の時計の注意点

一月も後半になりましてお酒もめでたさもすっかりと抜けました。

「冬過ぎて 春の来(きた)れば 年月は 新たなれども 人は旧(ふ)りゆく」

旧りゆくは古びてゆくという意味ですが、何となく切なさを感じる一首ですね。

どなたさまも少しずつ古くなることを、改めて思うのがこの時期でしょうか。

寒さが厳しい時期の時計の注意点

今回は冬場の時計に関する注意事項などお話しましょうか。

温暖化とは言え、この時期は寒さが厳しいですね。凍えるのは時計も同じです。

防水性の低下した時計は、寒い屋外から暖かい部屋に入ると結露することがあります。

時計内部の湿気が内外の温度差で、ガラスを曇らせたり水滴になって出ます。

時計が正常に作動する温度

時計は零度~40度くらいが正常作動温度範囲です。

凍てつく車内や屋外での置き忘れは故障の原因となります。

人間もこれくらいの温度であれば生きていけますが、人が嫌がる環境は時計も嫌いなものですよ。

ソーラー電池の時計は袖に隠れることで充電不足になりがちです。

使わない時は明るい場所で補充電したり、太陽光をしっかりと当てましょう。

革ベルトの注意点

革ベルトは寒さで硬直してクセがつくことがあります。

自分の腕の大きさに合わせたスポンジを芯にして巻いておかれるとよいでしょう。

変形したものを無理に曲げたり伸ばそうとすると亀裂が入ることもあります。

時々使うことで革の柔軟性が保たれますし、時計の調子も見ておきましょう。

磁気にも注意

スマホやパソコンを使うことが多い時代です。

磁気を発生させる機器からは10センチ程度離して使われることをお奨めします。(最低でも5センチは離して下さい)

また、電磁波は人の健康にも影響を与えますので、どっぷりと浸かっておられる方は別の意味でも要注意です。

時計を守ることはわが身も守ることになりますよ。

今年一年の計画

年の始めは新しい目標を立てるよい機会ですね。継続でもよいですが何かしら芯になるものを持ちたいと思います。

皆様はいかがでしょうか?

新年に立てた計画や目標が早くも過去のものになっている・・・なんて事はないでしょうか?

「物皆は 新しきよし ただしくも 人は旧(ふ)りゆく 宜(よろ)しかるべし」

物は皆新しいのがよいけれども、人は古びてゆくのがよいと教えてくれます。

この中の「ただしくも」は「ただし」という意味で使われます。

年初らしく万葉集から拾いましたが、加齢を気にする貴兄も大いに胸を張って、

旧りゆきつつも元気ハツラツで参りましょう。

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