古い絵本が二冊出てきたので仕事の合間に読んでいます。
今から20年以上も前に会津で出会った友人からもらったものですが、当時より今の方が楽しんで読めるのが不思議です。
バイクで旅をする中で彼と出会い、その友人たちとも仲良くなっていまだにつき合いが続いているのです。
距離がありますので最近は年賀状やたまさかの電話くらいになってしまいましたが・・
絵本作家との出会い
その友人のお母さんが作家だったのですが、書斎の蔵書には驚きましたよ。
作家の先生はやはり沢山の本を読むのだなと・・
彼女が書く絵本は会津言葉ですので、読みながら楽しかった交友を思い出します。
帰り際には「ここはなんもねぇけんど、また来てくなんしょ・・」などと言うのですね。
でも岩魚だの松茸などずい分食べさせてくれました、
もちろん新鮮な地場ものですから「なんもねぇけんど・・」じゃないのですけどね。
山中の温泉で酒を飲みながらアホ話したことなども懐かしい思い出です。
大人になってから読む絵本の魅力
絵本は子供向けに作られるのでしょうが、読みながら大人の自分を反省することに気づきます。
子供さんが小さい頃は読み聞かせてあげた方も多いと思いますが、違う目線で読むこともよいでしょうね。
私の場合は、日々の生活の中で大切なものをずいぶんと粗末にしているな・・が正直なところです。
瞳も心もこれ以上曇らせてはならないと、作品の中の登場人物たちから学んでいます。
絵本のタイトルは「お薬師さま」と「はじめてふったゆき」で、竹内智恵子さんが文を書かれました。
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絵の方は若菜珪さんと田島征彦さんの担当です。
ひょうきんな登場人物たちに笑いますが、素朴な人柄は今も続く会津の良さだと思います。
今でも入手できるのかどうか・・?
でも読むと和みますよ。
探されてはいかがでしょうか、もちろん当店でご覧になることもできますよ。
たまには本を開いてみては?
大人が絵本なんて・・などとおっしゃらずにたまにはいかがですか?
パラパラと見ているだけでもおもしろいものです。
新しい発見があるかも知れませんよ。
今日は時計の話ではありませんで、ホントに独り言になってしまいました。
また読んでくなんしょ・・