時計のお手入れ

梅雨どきの腕時計のお手入れ~湿気対策は重要!

そろそろ夏至ですね。

北半球では昼の時間がもっとも長くなる日です。

私はこの時期目覚まし時計がなくても目が覚めます。明るさが朝を教えてくれるのでしょうね。

5時までには起きだしています。

ふとんを上げて歯磨き・洗顔のあと、コーヒーを淹れて一仕事です。

仕事と言いましても家の周りの草引きや、花の水やり畑の見回りですけどね。

畑の野菜も大きくなってきましたよ。準備が不十分だったので心配しましたが何とか頑張ってくれています。

シソは毎朝ちぎって食卓にあがります。

梅雨どきのベルトの注意点

梅雨時の今は時計のベルトも汚れます。

汗や湿気はほこりを寄せますからこまめに拭くことが大切です。

革ベルトは毎日同じものをせずに休ませてあげると長持ちします。

休ませるというよりも乾かすという方が近いのですが・・

金属ベルトは汚れが酸化被膜の生成を邪魔してサビの原因になることはこれまでお話した通りです。

毎日軽く拭くだけでもかなり効果がありますよ。

金属ベルトは時々洗浄することで光沢が戻りますし、連結ピンの劣化などが早期に発見できますのでお奨めします。

手首が黒くなってからベルト洗浄に来られる方が多いのですが、季節の変わり目にされるとよいと思います。

当店では腕時計のベルトの交換も行っております。

お気軽にご相談くださいね。

内部の結露も要注意

ダイバーウォッチなどには"ねじ込みりゅうず"が多いのですが、これはねじ込むことで防水性を高める機構です。

先日もこのねじ込みりゅうずが締まっておらず内部が結露した時計がやってきました。

中の機械を出して風防内を掃除しましたが、機械内部の湿気は除去できません。

本当は機械も分解掃除しておいた方がよいのですが、経費もかかりますので自然乾燥させて復旧しました。

お客様にはその点を説明した上で注意を促しておきましたが、大切な時計が取り扱いの不備で故障することはよくあります。

時計にとって湿気(水)・ほこり・振動などは大敵であることはこれまでにもお話してきました。

過信せず基本事項を守ってお使い下さいね。

日が長いこの時期、ソーラー発電の時計はしっかり充電してあげて下さい。

充電に適したこの時期に充電不足の時計が多いのは皮肉な現実です。

ご不明な点は、ぜひお問い合わせくださいね。

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