ブログ「店長の独り言」

大暑の候

大暑の候、暑中お見舞い申し上げます

大暑の候とは一年でもっとも暑い時期のことで、だいたい7月23日ごろだそうです。

ここ数年はそんなことお構いなしに早くから猛暑が続き、しかも「残暑」と言わずずっと暑い毎日が続きますね。

「四季がない」と嘆く声もよく聞かれます。

夏土用

うなぎを食べると良いといわれる「土用の丑の日」は、夏の土用の日を指します。

立夏の前後18日を「夏土用」と言い、その期間中の丑の日を「土用の丑」と言います。

ちなみに土用は夏以外にもあります。

  • 春土用:立春の前後18日
  • 秋土用:立秋の前後18日
  • 冬土用:立冬の前後18日

夏土用には精のつくものをいただいて夏バテしないようにいたしませんとね。

近年あのヌルヌル魚は手が届きにくくなってしまいました。

サンマなども資源枯渇が心配されていますから庶民の味は遠のくばかりです。

夏の暑い季節の時計のお手入れ

さて、夏はレジャーの季節ですが時計の手入れは大丈夫でしょうか?

防水性の低下した時計はちょっとした雨でも内部に水(湿気)を呼び込みます。

電池交換の際には極力パッキンを交換しておりますが、それだけでは防ぎきれないことも多いものです。

ケースの変形・りゅうずの摩耗(巻き真含む)・ガラスパッキンの劣化・・・表面だけではうかがい知れないことは色々あるものです。

定期的に時計の点検をおすすめ

当店ではメーカーへの修理依頼も承っておりますので、定期的に全体点検をされるとよいでしょう。

定期的に・・・」とは、電池交換なら3回目はメーカーへ出すことをお奨めします

電池交換サイクルは2年~2年半程度が一般的ですので、3回目ですと4~5年経過することになります。

その際はオーバーホールもしておかれると安心です。

「クォーツ時計は電池交換だけでずっと使える」とお考えの方が多いのですが、精密機械である以上定期的なメンテナンスは必要です。

「メンテナンスフリー」とはよく聞く言葉ですが、実際にはありえません。

どんなものでも手入れをしながら使うことが原則です。

雨ニモ負ケズ・・・元気に過ごしたいものですが、超えることのできない自然の強さがあることも事実です。

暑い夏を乗り切りましょう!

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