
私は物持ちが良い方で、古い物でも長く愛用しています。
皆さんは長く愛用するタイプですか?
それとも安い物を買って、壊れたら買い換えるタイプでしょうか?
安い品は安いなりの品質
雑貨品屋さんなどにも時計は売っておりますから色々と珍しいものも目にします。
時計が付いた雑貨品と言う方が正確かも知れませんが、アクセサリーの一つとしてお求めになるようですね。
電池交換などもよくありますが、品質に関してあまり期待されない方がよいと思います。
モノには品質に応じた価格がありますので、ある程度の割り切りと覚悟は必要かと・・
購入されて半年くらいで動かない・・ということで来店される方もありますが、治せる構造ではないものがほとんどです。
百円均一ショップなどで購入されるものも同様ですが、同品質のものが企業努力で安くなっているのではないことをご理解願います。
溢れる情報と似ていますが、本物を見抜く目を養いたいものです。
修理しても使うか、それとも諦めるか・・・
古い時計の修理もよく相談されますが、これもまた覚悟や本気度が問われます。
古いものは交換部品のないものが多いですから、部品自体を直したり作ったりということもでてきます。
安かったら修理するわ・・という方も多いですが、安さの基準が人それぞれですから難しいところです。
安く直して転売・・という方もあるかも知れませんが、修理した時計の「その後」はあまり考えないことにしています。
大切に使っておられるものと信じておりますので。
処分に困る時計はお持ちください
店頭のカウンターには「処分に困る時計はお持ち下さい」と表示しています。
お任せいただきましたら環境配慮で材質ごとに分別廃棄しております。
手元を離れることでフン切りもつくのではないでしょうか?
古い時計でもベルト交換で生まれ変わる!
時計を修理したらベルトも替えてリフレッシュ。
何かの標語のようですが、でもお奨めします。検討されてはいかがでしょうか?
気持ちまで明るくなると思いますよ。
ちなみに時計のベゼル(ガラスの外縁)を交換できるタイプをカメレオンと呼びますが、オールドロレックスの婦人用などに見られます。
もちろんベルトも交換可能ですから時計を楽しむ女性に人気です。
スペアベルトを用意することは一つの楽しみ方になると思います。
時計を楽しく使い続ける工夫としていかがでしょうか?
交換用工具とベルトを購入して下さる方には脱着のやり方を指導しております。
ご自分でなさいますと、今まで以上にその時計のファンになること請け合いです。
ファンになることや愛着を持ってモノとつき合うことは、暮らしの活力にもなることでしょう。
明日に何かを期待するのではなく、楽しかった今日を積み重ねる日々でありたいものですね。
生き方の工夫としていかがでしょうか。