カインズの一角に”ハロウィン”の小さなブースができました。
かぼちゃのマスコットが色々と並んでいますが、秋彼岸の用品より先に出てきたことは意外でした。思わず時代の移り変わりを感じてしまいました。
収穫を祝うことはよいことですが、大切な何かが抜けているように感じます。

シルバーウィーク

先週は”シルバーウィーク”でした。敬老の日を組み込んだ連休は、春のゴールデンウィークに対する新語でしょうか。
そもそもは聖徳太子が”悲田院”という施設を造って、不幸な老人や病人を救済したことが起源だとか。その設立の日に合わせて”老人の日”と定まったのが昭和29年、”敬老の日”と呼ばれるようになったのは昭和41年のことです。

連休を増やすためだと思いますが、祝日の多くが土日にくっついています。
本来の意味や祝い方などをよく考えてみたいものですね。
それにしましてもどの年齢の方々を”老人”として敬うのがよいのでしょうか?
私自身は都合の悪い時だけ老人にならないように・・と考えておりますよ。

古い時計

時計も古いものが色々とやってまいります。
初期のクォーツ時計ですと40年以上経過しています。(第1号は1969年)
電子回路を含めて交換部品はありませんので故障しますと修理はできません。
お客さまの時計を拝見しながら年月の流れを思う時間は楽しいひと時です。
ニタニタしておりましても痴呆ではありませんので誤解されませんように・・

修理をすることはモノを大切にすることだと思います。
新しいモノには目を奪う魅力もありますが、治しながら使う生活を見直したいものですね。修理をされた方のほとんどが治してよかったと喜んでおられますが、治すことで埋もれていた魅力が出てくるようで不思議です。

今、自然から離れ過ぎない暮らしを日々考えています。
化学物質を使わない日用品の普及活動はその一環ですが、”簡単便利”だけを追い過ぎた反省が背景にあります。
落ち着いた暮らしの中に隠された幸せを探しているところです。

先日、お客さまから依頼された時計の処分をしながら”終活”は人間だけではないのでは・・とふと考えてしまいました。もの思う秋はそろそろです。