クリスマスや誕生日などの特別な日は、普段自分では買えないようなスペシャルな品をプレゼントにもらうことが多いのではないでしょうか?

時計離れと思えるような昨今でも、腕時計はプレゼントとして喜ばれますし、まだまだ人気があります。

さて、手持ちの腕時計の値打ちとは?
今回は修理をするほどの価値があるものなのかどうか…について書いてみます。

修理をするほどの値打ちがある時計って?

よく「この時計はいくら位ですか?」と訊かれますが、正直なところ返答に困ります。
私共の店は販売店ではありませんので実勢価格は判りませんが、常に気にすることは「修理ができる時計であるかどうか」だけです。

修理をするためには内部機械(キャリバーやモジュール)のメーカーが判り、部品の供給があるかどうかが肝心です。コピー品やフェイク品と呼ばれるものはその大切な部分が不確実ですし、部品の入手はまず不可能です。それらの時計は旅行等でシャレのつもりで買われることが多いようですから、あっさりと諦める方がよろしいかと思います。
「旅の恥は買い捨て」とならないようにお願いいたします。

また、クリスマスや誕生日のプレゼントに腕時計をもらうケースもあるかと思います。
「いくらくらいの物かしら?」
と気になるかも知れませんが、そこはあえて探らない方がよろしいかと・・・

プレゼントは贈る人の気持ちを受け取るもの

プレゼントとは贈る人の気持ちを受け取るというものですので。
相手の人の気持ちと共に、長く愛用していただくといいですね。

安い時計が多くなりまして思わぬ修理の依頼もございます。針が外れたので取り出して欲しいとか、糸で玉をつないだベルト(数珠みたいなものです)を短くして欲しいとか。
色々とありますが針がなくては時計にならないのでは?と思いますし、糸を通したものは手芸の世界ですから私共では手に余ります。落ち着いて時計を選び、大切に使っていただきますようにお願いしたいと思います。
「何でも修理屋」ではございませんので・・

修理をする値打ちがあるかどうかは何で判断する?

「この時計は修理する値打ちがあるでしょうか?」もよくある質問です。
時計の修理費用は購入金額で決められるものではなくて、作業内容によって決まります。

高額時計になるほど幾分高い傾向はあるものの、部品交換がなければ極端な金額差はありません。

新しい時計よりも古い時計の方が少しは高いのですが、「修理する値打ち」はこの先も使い続ける覚悟次第ではないでしょうか?

思い入れがあるかどうか、愛着や思い出があるかどうかで時計の「この先」は決まると思います。当店で絶対にお断りする時計は「盗品」です。それは修理するものではなくて、持ち主へお返しするものだからです。
コピー品に対してはお断りという言い方ではなく、諦めて下さいね・・という方便をよく使います。「かわす言い回し」ではありませんので誤解されませぬように・・