2020年東京オリンピック・パラリンピックまであと1年を切りましたね。

今年は東京2020を前にした大切な時期。オリンピック出場をかけてどの競技・種目も早くも熱戦が繰り広げられています。

2020パラと言えば、滋賀県出身の水泳選手・木村敬一選手がすでに競泳の出場資格を獲得しました。ハンディキャップを背負いながらも努力を続ける姿勢には勇気づけられます。

ハンディキャップのある人を支える機械の世界

クルマは自動運転の世界へと進んでいるようですが、技術の進歩には驚くばかりです。操縦する楽しみは少なくなるかも知れませんが、ハンディキャップのある方などには大きな味方になることでしょう。

この先クルマは荷役手段と社会弱者のために集約されて行くのではないかと思います。

一人に一台が田舎では当たり前になりつつありますが、この先はどうでしょうか?家庭内介護などが増えますから、クルマは福祉車両としての存在に変化するように思います。

使う目的は時代と共に変わるものですから、ヘルパーの一種と考えて買い物などもサポートしてくれると便利ですね。果たしてどんな形に進化するのやら…。

視覚障がいがある人のための時計

時計には視覚障がいがある人用など特殊用途品もあります。

時計は文字盤を見て時刻を知りますが、視覚障がい者用は触覚に頼るタイプと音声で報時するものとがありますが、外装も健常者用と変わらないデザインが採用されています。

使われる方の心理的な負担を軽減しているのだと思います。いかにもというデザインは周囲に違和感を抱かせますものね。明るい色を採用するなど、行き届いた配慮もなされています。

心にまでハンディを負わせてはならないのだと思います。誰にも明日の我が身は見えません。当たり前に使えていたものが使えなくなる将来を仮想しておくことも必要ではないでしょうか。

腕時計が装着できない人は懐中時計がおすすめ

病気だと思いますが左手に腫れものがある方がいらっしゃいました。腕時計ができないので懐中時計を集めて使っていますということでした。大事に使いたいので・・とオーバーホールをなさいましたが、さすがは旧国鉄の鉄道時計です。どっしりとした重量感は、責任の重さも感じさせてくれるものでした。

珍しい時計もこうしたご縁で時々拝見させていただいております。この方は最近になって右手で使うのでベルトを交換して下さいとお越しになりました。手首に時計がある便利さは私も同感です。

足の骨折で感じたこと

ハンディと言えば私は以前バイクで事故をしまして左足が少々硬くなっています。自動車との事故でしたが、複雑骨折でしたので随分と痛い思いもいたしました。

3ヶ月入院してリハビリ治療を重ねましたが、今でも同じ姿勢でいますと次の動作に移る時は傷みが伴います。

周囲の人たちにはオリンピックは諦めたと言っておりますが、「それは残念だ、日本のメダルが一つ減るじゃないか」と慰めてくれることはありません。

ボルトならきっと「キミの分まで頑張るよ」と言ってくれるはずですが、癒しのジョークをもう少し学んで欲しいと思います。ホスピタリティは言葉の中にこそ生かせて欲しいものです。

小さな機械でもあなたのお役に立ちますよ

当店では時計を通して色々な方とお話をさせていただいております。時計の話に始まって趣味の話や旅の話に脱線することもありますが、それも楽しいひとときです。

時計を通じていただくご縁ですね。

案外日本人は時計が好きなのかも知れません。せわしないご時世ですからスマートフォンなどで済ませる方が多いと思いますが、小さい機械に引かれる大人は結構おられます。

ミクロコスモスとは小宇宙のことですが、時計の中を形容する時にもしばしば使われます。

宇宙への憧れは少年期だけのものではないはずです。ハンディキャップがあろうが、なかろうが、少年時代の憧れをもって時計を見ることも時にはいかがでしょうか・・・